介護職の転職でのチェックポイント!!!

介護のはなし

こんにちわ!!妻のもろこしです(^▽^)/

今日は、介護業界での転職時の職場チェックポイントをお伝えします!!

電話対応

 転職時、求人に応募するとなれば、電話をかけることもあるかと思います。その際の電話対応を、しっかりと見てください。

 電話というのは、「会社の最初の顔」であり、第一印象を決める大きな部分です。その電話対応で現場の状況がわかると言い切れるくらい、大切です。

 例えば、「求人を拝見してお電話しました」と電話がきたとき、担当が不在である可能性があります。もしも、その場合、電話を受けた人が「仲間になりたいと思って電話をくれたんだ」とその人のことを大切に思ったら、なるべく早く折り返しの電話を担当からしてもらうように行動すると思うのです。しかし中には「担当がいないのでわからない」、「担当がいないのでまた連絡してください」と切ってしまう会社もありました。また、面接の連絡がなかったり、面接後の電話がなく、こちらから催促しても待たされるような会社も、私の経験上、入社後に苦労することが多いです。

 たまたま忙しかった可能性もありますが、介護の現場で忙しくない現場はありません。いざという時に、普段していない行動は取れないものです。電話の対応に疑問を感じた時には、「ここに入社したら、この電話の対応のような扱いを日々受ける可能性があるな」と冷静に考えるようにしています。

残業代

 残業代が出るか出ないかもチェックポイントの一つではあると思います。「残業した分は出る」という条件は最低条件になると思いますが、今日私がみなさんにお伝えしたいのは、「みなし残業」についてです。

 みなし残業とは、残業をしてもしなくても、毎月決まった残業代が給与と一緒に支給されるものです。まず、みなし残業代がでる職場は、必ず残業があると思っていた方がいいです!

 何時間分のみなし残業代が出るかは、その人によって(職種や立場によって)違いますが、初めの段階でみなし残業代としてもらう分以上の残業があると思って覚悟しておいてください。だいたいの会社は「残業はみなし残業の範囲内におさめろ」と上司が言いますが、無理な現場が多いです。初めから、残業があまりないところは、どうしても残業が必要な時のみ払うしくみにしています。みなし残業代を前もって払うことということは、「いっぱい残業はあるけど、とめどなく残業代の支給は出来ないからよろしくね」という会社からのメッセージであることが自分の経験からわかったので、みなさんも注意してくださいね。。

現場職員のあいさつ

 私がこれまで働いた介護現場の中で、一番離職率も低く、ケアの質も職場の人間関係も良かった職場の、第一印象が「あいさつがすばらしい」ということでした。

 初めてその職場に行ったのは、面接の時です。お客さんがきたら、だれでもあいさつはするでしょ?と皆さん思うかもしれませんが、あいさつはすればいいというものではなく、「仕方」によって印象は変わります。その職場の現場職員さんは、何人もすれ違いましたが、全員立ち止まって「こんにちわ!」と笑顔で接してくれました。みなさん仕事中なので、見るからに忙しそうなのですが、歩きながらとか何かしながらあいさつをした人はいませんでした。

 当たり前のことをしっかり着実に丁寧で行える、という職場は、他の部分でも、うまくいく良い例の一つだと思った経験でした。

 みなさんもぜひ、面接や見学時などにあいさつを意識して見てください。

表情

 転職活動中、現場の見学ができる時に、何よりも私が見ているのが「表情」です。職員の表情以上に、利用者さんの表情を見ていて、いいケアをしている現場は、利用者さんの表情が明るく、コミュニケーションも多いです。

 私たちも、楽しい時や安心している時は、穏やかな表情になりますよね?それと同じことです。言葉よりも表情の方が正直だなと感じます

選ぶ言葉はポジティブ?ネガティブ?

 以前、ある施設長に「ケアマネもやってた人なのに、なんでまた介護の現場で働くの?ケアマネとかの方がいいでしょ?」と言われたことがありました。その言葉を聞いて、とても嫌な気持ちになったことを覚えています。この施設長はケアマネの方が上、と考えているような気持が伝わってきて嫌でしたし、初めて顔を合わせる面接の場でこのようなネガティブな言葉を選ぶ施設長は、きっと普段の現場ではもっとネガティブな思考が自然に出ているのだろうな、と想像できてしまい、残念な気持ちになったことがありました。

 介護の現場は、利用者さんの人生を一緒に歩んでいく素晴らしい場所ですが、同時に、人間の死と向き合ったり、つらさも感じる現場でもあります。その現場をまとめていく人の思考は、その職場を大きく左右するので、面接時などにお話をしたときに、上に立っている人がどのような考えなのか?は今後そこで働く上で大切なことなのでしっかり見るようにしています。

現場を把握している?

  会社の規模によっても異なりますが、上に立っている人が、現場をまったく理解していない職場は、うまく回らないことが多いです。

 特に、会社のビジョンが大きければ大きいほど、現場と経営陣が決裂してしまうことがあるので、そのあたりのことも面接で、チェックします。

職員の実際の配置人数

 介護の現場は法律で、人員の配置基準が定められていますが、実際の配置はまったく違う現場を見たことがあります。なぜそのようなことが起こるかというと、人員配置をクリアするために、実際現場にいない人も名前を借りて人数に入れていることがあるからです。

 なので、シフト上ではなく、実際何人の利用者さんに対して何人の職員でケアをしているのか、を聞いて、そこでも仕事のイメージをした方がいいです。

夜勤の休憩

 施設の規模にもよって、夜勤者の配置も変わってきますが、例えば1フロアに対して夜勤者が一人の場合、その夜勤者が休憩する間は、他のフロアの夜勤者がそのフロアも対応することになります。しかし、実際は、きちんと休憩をとる体制を整えておらず、休憩をまとまって取る時間はなく、そのフロアの対応を朝までずっとしていなければならない職場もありました。

 暗黙の了解で改めて休憩を取れる体制がない職場もあるので注意!!

自分の大切な家族をお願いできるか?

 ここまで細々、チェックポイントを書きましたが、働く職場を選ぶ時の最大の私の中の基準は「この職場に自分の家族をお願いできるか?」です。もちろん「完璧な職場」は難しいと思いますが、ある程度、自分の職場に自信をもって働くには、とても大切な基準です。

 迷ったときは、これを自分に問うようにしています。

最後にもろこし妻から伝えたいこと!

 いかがでしたか?

 私のこれまでの経験で得たことをまとめながら、介護の職場チェックポイントをご紹介しました。

 電話対応でも面接でも、必ず第一印象があると思いますが、たいていの場合、その第一印象の通りの職場であることが多いです。

 人それぞれ価値観や感性は違うので、私が良いと思う職場がすべてではありませんが、自分の感覚を大切にしながら、転職時にぜひ、今日ご紹介したポイントも参考にしていただければと思います。

 ではまた(@^^)/~~~

介護福祉職に特化した求人・転職情報サービス『カイゴジョブ』

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